海外在住の外国人を新たに日本に呼び寄せるとき
従前の国籍を放棄し、日本国に帰化するとき
帰化許可申請は、外国人が日本国籍を取得するための手続です。帰化が認められると、日本国籍を持つことで日本の公民としての権利と義務を得ることができます。帰化にはいくつかの条件があり、それを満たす必要があります。
引き続き5年以上日本に住所を有することが必要です。
素行が善良であることが必要です。これには、法律を遵守し、税金や社会保険料を適切に納付していることが含まれます。
自己または配偶者などの収入により生計を立てていることが必要です。
日本国籍を取得することにより従前の国籍を失うこと(多重国籍にならないこと)が必要です。
基本的な日本語能力が求められます。これは日常会話ができる程度の能力です。
帰化許可申請書
履歴書
身分証明書
住民票
パスポート
収入証明書類(所得証明書、納税証明書など)
必要書類を準備し、法務局に提出します。
申請後、法務局による面接があります。ここでは申請内容や生活状況について質問されます。
提出された書類と面接結果を基に審査が行われます。審査には1〜2年程度かかる場合があります。
審査に通過すれば、帰化が認められ、日本国籍を取得します。